それでいい 〜柔軟な組織に
「こんなに目に見えて良くなるんだ」というのが素直な感想です。
参加者それぞれが、「自分はこれでいいんだ」と実感が持てたのが良かったと思います。
当初はあまり自分を表現せず、何を考えてるか分からなかった人も、自分の考えに共感してもらう機会を経て、「自分の言葉で」発信して独特の世界観を表現するようになってきたと思います。
本人たちも、自己肯定感が上がったのではないでしょうか。
私も、一人ひとりを「それでいい」と思うんです。会社としてゴールは定めるけれど、そのゴールに行き着くやり方は人それぞれ違わないとまずいと思います。皆がそれぞれの価値観を持って相手に響くアプローチを選べる、柔軟な組織でありたいです。
本音と建前を分けたくないので、本音で話せて納得感も生まれる仕事の仕方を目指す良い入り口だったと思います。
<参加者の声(アンケートより抜粋)>
<メンターの声(フィードバックより抜粋)>
株式会社スモールスイッチ からひとこと
自身に向き合うことをポジティブに捉えながら、それぞれが個性・強みを発信くださることが嬉しく、また、発信がメンターの皆さんにも響いていることが印象的です。それぞれの違いを歓迎する組織の中で、さらにその魅力を開花させていくことを引き続き応援しています。
思いを持つ人は強い
最終日の決意表明の回は、参加者それぞれが「いいピッチをするな」と思いました。
年齢や経験は関係ないのだと気づきました。“仕事がデキる”こととは別に、“自分が何をやりたいか”を具体的に持っていること・伝えられることも大事にしたいので、一人ひとりの思いを聞けて良かったです。
地方に残って就職する人は、その土地に可能性を感じて地域貢献したいという意志を特に持っていると考えています。それぞれの思いを伸ばすことで今後の日本にもいい影響を及ぼすのではないか、と思います。
<参加者アンケートより>
<メンターフィードバックより>
株式会社スモールスイッチ からひとこと
思いに向き合うこと自体が、参加者にとって貴重な時間だったようです。「楽しかった」という言葉もみられて嬉しく思います。メンターの皆さんも参加者の「思い」に丁寧に向き合ってくださいますし、熱い思いに触れられることが、このワークショップの面白さだと感じています。
学びをさらに広く
価値観を変える部分に取り組むと組織も変わるんだなと思いました。
最終日のピッチ(決意表明)は、社員全員が聴講できるようにオープンにしていたので、「あ、この人も聞きに来るんだ」という、聴講側のメンバーに対して驚きがありました。普段は分からなかったのですが、世代が離れた年上の彼らも「歩み寄り」をしたいのだろうと感じました。
もちろん参加者のピッチの内容自体にもびっくりしたのですが。
中高年向けにも、学ぶ機会をつくりたいなと思いました。上の世代ー「先輩の背中を見て仕事を覚える」「自分は自分」と考えてきた世代ーは特に、アウトプットの仕方で不器用な側面があります。下手をすると「モラハラ」と言われそうだったり。私も、経営者なので従業員には愛があるのですが、共感を行動として表現してこなかった部分があります。むしろ、わざと批判的な思考をしていたり。理解を深めるためですが、背景の思いが伝わっていないかも知れません。
若い人が自己表現するようになったので、受け止める方も、アウトプットの仕方をはじめ
礼儀や作法を知らないと潰しかねないなと思います。
<メンターフィードバックより>
株式会社スモールスイッチ からひとこと
伝えること・聴くことの両側面が大事。そんなことを改めて教えていただきました。
“幸せ”を実現する組織
参加者には「幸せになるにはこれだ」と、自分のスタイルを確立してもらいたいです。
それも、他の人を犠牲にして自分だけ幸せになるようなやり方ではなくて、周りの人と一緒に幸せになることを目指す、そんな活躍を期待したいですね。
我々の仕事は公共事業の一環なので、まず、周りのお客さんや、一緒に仕事をやる人に「納得してもらう」ことが大切になります。
「自分だけ良ければいい」という考え方では立ち行かなくなるんです。
社内でも、理解してもらうためにはまず、自分のアウトプットに対して他人がどういう反応するのかまでを考えることが重要です。
ワークショップでは、お互いに「ポジティブ」なコメントでフィードバックし合いました。それだけでもコミュニケーションが大きく変わったのではと思います。ポジティブに考えることは将来を前向きに捉える知的な行為だとも思っています。
そんな変化が、今後も継続してほしいですし、今回の学びが、仕事だけでなく各々の家庭や私生活でも生きてくれるといいと思います。
<参加者の声(メンターフィードバックより)>
<メンターフィードバックより>
株式会社スモールスイッチ からひとこと